路上観察/境界 その6 -内と外の境界03-
もうすぐ取り壊されるという築100年の住宅を見学する機会に恵まれた。
2階は四方とも回廊が張り巡らされ、外廻りの建具は雨戸のみで障子戸やガラス戸は一切ない。
写真は雨戸により固く守られた姿だが、雨戸を戸袋に全部納め全開すると内と外の境界は曖昧になり様相は一変することだろう。
2階の続き間から望む眺めが、どんなにか気持ちよいものだろうことは想像に難くない。


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by beech-beech | 2008-11-18 22:13 | 路上観察/境界
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