カテゴリ:桐生の街・建築( 5 )
桐生の街・建築 その5
だいぶ間が空いてしまいましたがもう一つ桐生の続き。
まだまだ魅力的な建築があります。

↓ レストラン「芭蕉」。カレーが有名と聴いて行ったお店。
  外観・アプローチ・インテリアどれも良い意味で期待を裏切る古民家のお店です。
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お店を開いたのは昭和12年だそうです。
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↓ ここが入口です。
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↓ 中に入ると吹抜け空間。要所々々に天窓が設けられ民芸品が所狭しと置かれています。
  右に見える壁画は棟方志功の作。曰く付きでずっとしっくいに埋められていたのだそうですが、
  昨年なんと50年ぶりに日の目をみたとのこと。
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↓ 有鄰館(左)と矢野本店(右)
  醸造業などで桐生の商業に大きく貢献してきた矢野本店とその蔵群です。蔵群はその後
  桐生市に寄贈され、現在は有鄰館という名でコンサートや舞台、ギャラリーに活用されています。
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↓ 江戸後期から大正にかけて建設された11棟もの土蔵や煉瓦造の蔵群が奥へと続きます。
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↓ 矢野本店でいろいろな街の情報を教えていただきました。
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↓ 有鄰館脇の小路。
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↓ 群馬大学工学部同窓記念会館
  大正5年(1916)に建設された旧桐生高等染織学校本館の講堂(現・群馬大学工学部)。
  木造2階建てで両脇にはバットレスが見えます。
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↓ 内部はバシリカ形式の教会的空間。
  高窓からの光が印象的でした。
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by beech-beech | 2009-10-20 23:03 | 桐生の街・建築 | Comments(0)
桐生の街・建築 その4 -伝統的建築群part2-
桐生の伝統的建築群の続きです。
桐生の街や建築を見るのに最適なガイドを二つ紹介します。
一つは「きりゅう百景」というA5サイズの本。伝統建築群を網羅し詳細なデータが載っているすばらしい本です。
もう一つは「桐生新町織物産業史近代建築図」。詳細な内容と味わい深いデザインで私のお気に入りです。桐生の街は、長岡造形大・木村勉氏の研究室が調査・研究をしており研究室による早政織物工場のアクソメ図も登場しています。裏面のマップが建築群を網羅しているので必携です。


↓ 「きりゅう百景」 ※表紙を見ると風景画集のようですが中身は違います。著作・編集は佐々木正純氏(桐生工業高等学校教諭)
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↓ 「桐生新町織物産業史近代建築図」 ※折りたたみで広げるとA2サイズ。裏面は建築群を網羅したマップ。
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by beech-beech | 2009-09-06 00:06 | 桐生の街・建築 | Comments(0)
桐生の街・建築 その3 -伝統的建築群-
桐生の街はのこぎり屋根の工場群にとどまらず、たくさんの伝統的建築群がいまも街のなかで生き続けています。
戦災も免れたそうで、大通りからちょっと中に入った裏通りや路地もまた魅力的。


↓ 金善ビル : 大正10~14年頃に建設されたRC造のビル。1階部のしっかりとした基壇と上層部との対比や、控えめな装飾がいいです。
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↓ 老舗のうなぎ屋さん「泉新」。先代は越後の出身だそうです。お店の設えが、上から簾・看板・暖簾・格子と続きます。
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↓ 平入り・せがい造り。1階と2階の建具を開け放つとどんな姿になるのでしょうか。
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↓ 花のにしはら(旧書上商店)。明治前期頃に建設されたそうです。
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↓ 大風呂敷(旧書上商店)。格子と板戸が魅力的。
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↓ 旧平田商店。明治33年建設。奥は中庭を挟んで母屋、土蔵と続きます。
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↓ 天然染色研究所。魅力的な染色素材がたくさんあります。建物は名家・森家の建築群の中の石蔵。
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↓ 元は織物工場の従業員の浴場として建設されたという銭湯です。
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by beech-beech | 2009-09-02 23:55 | 桐生の街・建築 | Comments(2)
桐生の街・建築 その2 -旧金谷レース工場-
大正8年に建設された桐生に現存する唯一のレンガ造ののこぎり屋根工場。
現在は「ベーカリーカフェ・レンガ」というパン屋さんに再生されています。
のこぎり屋根の形状はそのまま内部にも活かされ、木造の小屋組・高い天井高そして上部から降り注ぐ光が相まって気持ちよい空間をつくりだしています。


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by beech-beech | 2009-08-28 21:36 | 桐生の街・建築 | Comments(0)
桐生の街・建築 その1 -のこぎり屋根-
前に富山ののこぎり屋根を紹介しましたが、こちらはのこぎり屋根のメッカ桐生です。
桐生は織物で栄えた街で、かつては西の西陣、東の桐生といわれる程だったそうです。その織物産業を支える施設がのこぎり屋根の工場群。この屋根の形状は、北側からの安定した光の確保とエンドレスに連続できるシステムにあるようです。
現在も織物工場として使われ続けているものもあれば、その役割を終えて別な用途に再生されているものもあります。どちらにしても、使われ続けていることがすごいことで、桐生の街のアイデンティティーになっています。
内部空間もまた魅力的。


↓ こちらは、のこぎり一つタイプ。
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↓ こちらは、のこぎり二つタイプ。
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↓ 旧曽我織物工場。大正11年建設。大谷石造です。
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↓ 旧北川織物工場(無鄰館)。大正5年から大正10年にかけて建設。アーティストの工房として再生しています。
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↓ 旧住善織物工場(金田丸岡平)。大正11年建設。現存する市内唯一のRC造のこぎり屋根工場だそうです。
  こちらもアーティストの工房として再生しています。
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↓ 旧斉憲テキスタイル工場。昭和2年建設。大谷石造です。
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by beech-beech | 2009-08-28 01:21 | 桐生の街・建築 | Comments(0)