路上観察/Y字路 その1 -長岡・今朝白-
Y字路というと横尾忠則さんの作品を思い出しますが、これは長岡・今朝白のY字路。
都市計画的につくられた道路は大概が碁盤の目状の格子につくられるから、そのような道路と無関係につくられた道路が交差するところにY字路が発生しやすい。言い換えれば、既にある歴史や記憶に対して新たなもの異なものがぶつかり合う場所にY字路が発生しやすい。
一番上の写真は、左側の道路が江戸時代の今朝白周辺の道路の軸線。それに対して、右側の道路は長岡城周辺の道路が大正時代にスプロールされて福島江の改修などと併せてできたと思われる軸線。
異なものがぶつかりあう場所であるY字路は岬的雰囲気も秘めているし、魅力的・神秘的な空間が多いのはなぜか?


↓ くさび形の土地は竹林になっている
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by beech-beech | 2009-02-25 22:37 | 路上観察/Y字路
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